妊娠中のサインは?息子が持って生まれた3つの病気と切迫流産などとの関係について
今年の初め頃、無事長男を出産しました。
切迫流産や妊娠中毒症など、妊娠中のトラブルが絶えなかった私ですが、今こうして母子とも健康に生きている事、支えてくれた人達に心から感謝しています。
ところで、私の赤ちゃんは3つの病気をもって生まれました。
幸い命に関わるようなものはありませんでしたが、切迫早産や低体重出生が影響しているのではないかと気に病む時期もありました。
今回は妊娠トラブルの末生まれた息子の、病気の原因と状況について書きたいと思います。
妊娠中のトラブル
まずは妊娠中、私が経験した2つの大きなトラブルについて簡単にお伝えします。1)切迫流産・早産
19週6日に腹痛があり、産院で切迫流産の診断を受けました。即日入院でしたが、1週間で退院、1ヶ月で心身とも回復したなと自覚を持てました。
2)妊娠高血圧腎症
妊娠高血圧腎症は、妊娠高血圧症(妊娠中毒症)の中でも特に重度の症状が出ているものです。38週3日に妊娠高血圧腎症と診断され、翌日に急きょ帝王切開術で出産となりました。
諸症状は産後1週間でほぼ改善し、症状が全て治ったのが生後1ヶ月半を過ぎた頃です。
赤ちゃんの出生体重は2370gで、2500g以下の低体重児でした。
3つの病気と妊娠トラブルの影響
ここからは息子が持って生まれた疾患と、産後に現れた病気について、妊娠トラブルとの因果関係をみていきます。1.口唇口蓋裂
症状
先天性異常の一つで、唇や顎が裂けて繋がっていない疾患です。日本人では500人に1人の割合で生まれてきます。原因
妊娠の初期(顔や口蓋が形成される2~3か月ごろ)の外的要因や母体の栄養障害、精神的ストレス等とも言われますが、全体の7割以上は原因不明だそうです。妊娠中のトラブルとは関係なさそうです
2.いちご状血管腫
症状
皮膚の表面や内部にできるアザの一種で、良性の腫ようです。大半は6歳前後までに自然と消えますが、多くの場合は跡が残ります。原因
未熟な毛細血管が異常に増殖することによります。これも切迫や妊娠高血圧症は関係なさそうです
3.臍(さい)ヘルニア
症状
へその緒が取れた後に,おへそがとびだしてくる状態です。生後3〜6ヶ月をピークに大きくなり、時にはピンポン球サイズ以上に膨らみます。多くの場合、1歳までには自然に治ります。原因
へその緒が取れた場所(臍輪)が閉じきれていないことによります。低体重出生児には起こりやすい症状らしく、妊娠高血圧症は少し関係がありそうです
さいごに
ちょっぴり人とは違う形でも、生まれた瞬間は愛おしさや感動がはるかに上回っていました。治療の過程が痛々しく、「満足な状態で生んであげられれば」と涙を流す日もありましたが、やっぱり自分の子どもは可愛いですよね。私も親なんだな〜としみじみ感じる今日この頃です。
それぞれの経過は追って報告していく予定です。同じ症状で思い悩んでいる方の力になれると幸いです^^