妊娠5ヶ月の切迫流産を乗り切った話③「絶対安静の自宅療養」
妊娠5ヶ月(19週6日)で起こった腹痛を機に、切迫流産で緊急入院する事になった私。今回は、退院後の自宅療養について書いていきます。
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自宅での過ごし方
お手洗い以外は基本、寝たきり。1日3回、食後にリトドリン錠剤を服用していました。
両親は遠方に住んでおり、身の回りの家事は全て主人がしてくれたので、私は終日ベットの上。仕事もあるのに嫌な顔一つせず、1ヶ月フルサポートしてくれた彼には本当に感謝しています。
自宅療養のストレス
仕事が気になって仕方がない
退院後、自宅療養に要した期間は約1ヶ月。その間、一番気がかりだった事が「仕事」でした。
営業職に就いている私は約150人のお客さんを担当しています。
中には頻繁に連絡の必要な人もいますが、もちろん直接連絡する事は叶いません。
急な入院だったので、事情が分からず心配して下さる方もいたかもしれません。
「あのお客さんには連絡できてるかな?」
「あのお客さんはどうなっただろう?」
動けない分、つい色々考えてしまい、気持ちが全く休まりませんでした。
また、私の仕事を突然引き継ぐ事になった職場の人にも申し訳ない気持ちで落ち着かず、休みが長くなれば長くなるほど焦る気持ちが募りました。
お腹の張りが再び…
赤ちゃんのことを一番に考えたい…けど仕事が気になる。
そんな事ばかり考えるせいか、退院してから次第にお腹が張る回数が増えてきました。
(ヤバい!赤ちゃんに負荷がかかっちゃう!)
当時の私は、完全に負の連鎖に陥っていましたね。
いっそ大事な仕事だけさっさと終わらせて、早めに産休に入りたいーーと何度思ったことやら。
結局、退院から1週間後、(恐らくストレスが原因で)出血してしまいました。
出血量はナプキンに何滴か染みた程度でしたが、パニック状態に!
慌てて病院に行くと「大丈夫、問題ない」と診断されましたが、その晩は泣きながら夫にモヤモヤを打ち明けました。
赤ちゃんの事を一番に考えないと!と叱られるんじゃないかと、ずっと相談できずにいたんですが。
夫は長い長い私の話を最後まで聞いて、気持ちに寄り添ってくれました。旦那サマ、本当にありがとう!
その後
それからは体調も気持ちもかなり落ち着き、比較的穏やかな日を過ごせるようになりました。その後も何とか妊娠を継続する事ができ、無事長男を出産しています。
自宅療養中は、心の内の不安や悩みを相談できる相手が必要だなとつくづく感じた1ヶ月です。