YUN MOM

2歳の息子と夫の3人家族。2020年に帰国

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ANA国際線/赴任コンポが使えるかどうかの確認方法

こんにちは、ゆんです。

海外赴任にあたり、手荷物で持っていきたい荷物が多くお困りではありませんか。

一般的に海外へのフライトでは、無料手荷物は1人につき2つまでであり、その数を超えると高額な超過料金がかかります。

多くの荷物は空輸便や船便を利用して輸送するわけですが、できることなら自身の渡米と同時にできるだけ多くの衣類や生活用品を持っていきたいですよね。

我が家には1歳になる息子がおり、嵩張る子供の生活用品でどうしても持っていきたいものが何かと多く、どの荷物を手荷物として持っていくかの取捨選択に悩んでいました。

そんな時に見つけたのが、ANAが企画する海外赴任者向けのサービス「赴任コンポ」でした。

赴任コンポを利用すると予約時期に応じて様々な特典を利用できるのですが、中でも【超過手荷物料金一部免除サービス】がとっても便利なんです!

1. 超過手荷物料金一部免除サービス
ビジネスクラス/エコノミークラスご利用の場合、無料手荷物(お一人様あたり2個)の範囲を超える手荷物には超過手荷物料金がかかりますが、赴任コンポ特典として2個追加し、4個まで無料となります。
(重量・サイズが各クラスの規定範囲内である場合のみ対象です)

引用:赴任コンポのご案内 | ANAマイレージクラブ

私たちの場合は大人2人+一歳児1人なので、手荷物を最大9個まで無料で預けることができます。

仮に大きめの段ボール箱を用意すれば、かなり沢山の荷物が入りますよね。

しかし、この赴任コンポを利用するためにはいくつかの条件が設定されていますが、この条件がかなり厳しめなんです。

赴任コンポ対象者の条件

ANA公式HPによると、赴任コンポの利用対象者の条件は下記の通りです。

日本発普通片道運賃でANAグループ便をご利用になり、海外へ赴任されるANAマイレージクラブ会員(同出発日・別出発日で同行されるご家族を含みます)
※対象運賃:F, J, G, Y
※日本での発券に限ります。往復運賃、「Flex Plus」等の割引運賃は対象外です。
※同行されるご家族もANAマイレージクラブ会員である必要があります。(座席を確保して搭乗される2歳未満のお子様を含む)

引用:赴任コンポのご案内 | ANAマイレージクラブ

ここで、一番ネックになるのが「対象運賃:F, J, G, Y」という点ではないでしょうか?

上記の運賃クラスはほぼ割引のない運賃で航空券を予約したものを指します。

通常、エコノミークラスの往復運賃は計20万円程度です。

これに対し、対象クラスの運賃はなんと片道だけで約50万円もするんです!

こんなに大きな差があるのは、往復運賃が一般旅行者向けに大幅に割引かれた価格設定だからだそうです。

確かに企業なら、出張費などで高いフライト代でも払ってしまうイメージがあるけど…それにしても差があり過ぎ!!

そして、赴任コンポが利用できる人は、この割引のない片道運賃相当で予約している人だけなんです。

夫の会社では往復運賃で予約して復路分を破棄する方法を取っているらしいのですが、このような方法は割と一般的なことらしい...。

そういうわけで、我が家は残念ながら赴任コンポの対象外でした。

では、実際にどのように運賃クラスを確認するか、その方法について紹介したいと思います!

対象運賃かどうか確認する方法

まずはANAマイレージ会員のマイページにログインします。

ログイン後の画面に、下記のようなフライトの予約状況が表示されます。

f:id:MamaKo:20190413154249j:plain:h500

そして、上記画像の赤枠内が運賃クラスを示しています。

ここでは「エコノミー:W」「エコノミー:S」という運賃クラスでの予約になるため、【対象運賃:F, J, G, Y】ではなく赴任コンポの対象外だという事が分かります。

さいごに

この赴任コンポを利用できるのは高額な普通運賃で予約した人だけなので、かなり限られた人しか利用することはできないのではないかと思います。

私はこの条件を知らずに一度赴任コンポの利用申請を出したのですが、翌日にはANAサポートデスクから赴任コンポが利用できない旨の連絡をもらいました。

当然かもしれませんが、当日になって「赴任コンポの対象外なので、超過手荷物には料金がかかります」といわれることはなさそうなので安心してください。