2019年アメリカで日本のパンツ型おむつが買えようになりました!日本のとの違い。
渡米して3ヶ月、とうとう日本から持参したおむつが底をつきました。
以前よりアメリカの紙おむつは高いと聞いていましたが、今更布おむつを使う気にもなれず、アメリカおむつを買わざるを得ない状況です。
アメリカのおむつはテープタイプが主流であり、パンツタイプはハギーズ(Huggies)とパンパース(Pampers)の出している2種類しかありません。
種類の豊富さやコストを考慮して、この機会にテープタイプへ変更しようかとも考え試してみたのですが、好奇心旺盛な1歳児向けには難易度が高すぎて。
結局、我が家では慣れ親しんだパンツタイプのものを継続して使うことになりました。
そこで、パンツタイプのおむつに特化して、アメリカの<Huggies><Pampers>および日本の<パンパース>の3種類を比較検討してみました。
今回は現在実際に使用している米パンパースのおむつについて感じたことや、日本のおむつとの質や価格の違いについて調べたことをまとめてみたいと思います。
- アメリカで買えるパンツタイプは、2019年3月から2種類に増えた
- おむつサイズは日本と違う
- コスト比較!アメリカおむつの費用は1.5倍以上
- <米Pampers>と<日パンパース>の使い勝手や質の違い
- さいごに
アメリカで買えるパンツタイプは、2019年3月から2種類に増えた
冒頭お伝えした通り、アメリカのおむつはテープタイプが主流であり、パンツタイプは長らくハギーズ(Huggies)というメーカーだけが発売していました。しかし、2019年の3月から米パンパース(Pampers)からも新たにパンツタイプのおむつが発売されるようになり、アメリカで買う事のできるパンツタイプのおむつは2種類に増えています!
それぞれの商品名は下記の通りです。
ハギーズ→『Little Movers Slip On Diaper Pants』
パンパース→『Cruisers 360˚ Fit』
両者の違いについては後日記事にしたいと思います。
おむつサイズは日本と違う
さて、アメリカでおむつを選ぶにあたり、最初に調べたのがおむつのサイズです。アメリカでは体重の単位が日本と異なりポンド表示なので、子供の体重が何ポンドなのか私は未だにぴんときません。
ところが、アメリカおむつの箱には丁寧にkgの表示もあるんです。これは嬉しい!
パンツタイプのおむつについて、日本とアメリカのサイズの違いを下記にまとめてみました。
日本 パンパース(*1) | 米国 パンパース(*2) | 米国 ハギーズ(*3) |
---|---|---|
Sサイズ (4-8kg) | - | - |
Mサイズ (6-11kg) (13-24lb) | size 3 (7-13kg) (16-28lb) | size 3 (7-13kg) (16-28lb) |
Lサイズ (9-14kg) (20-31lb) | size 4 (9-17kg) (22-37lb) | size 4 (9-17kg) (22-37lb) |
ビッグサイズ (12-22kg) (26-48lb) | size 5 (12+ kg) (27+ lb) | size 5 (12+ kg) (27+ lb) |
同上 | size 6 (16+ kg) (35+ lb) | size 6 (16+ kg) (35+ lb) |
(*2) Pampers Cruisers 360˚ Fit
(*3) Huggies Little Movers Slip-On Diaper Pants
この表を見ると、アメリカのパンツタイプはどちらも同様のサイズ展開ですが、やはり日本とはだいぶ違いがありますね。
ちなみに1歳3ヶ月の息子(体重9.5kg)は、size3を使用中ですが、漏れる事もなく安心して使えています。
コスト比較!アメリカおむつの費用は1.5倍以上
「アメリカのおむつは高い!」「倍くらいする!」と前々から聞いていたので、ドキドキしながら近隣のお店を調査しました。結論から言えば、1枚あたりのコスト差は約8円でした。
これは、Mサイズ相当で、かつ安さにこだわった場合のコスト差です。
もちろん、おむつのサイズや購入方法・場所によって金額は違ってきますが、一枚20~30円くらいの差があるのではないかと覚悟していたので、予想よりも安く手に入ることが分かりちょっぴり安心しています。
ちなみに、我が家ではTargetのアプリで「2個買って10ドルoff」クーポンをDLし、2箱43.13ドルで購入しました。
1箱73枚入りなので、1枚あたりの単価は約29円です。
一方日本では、楽天市場で一枚あたり約17円で購入していたので、差額は一枚につき約8円です。仮に1日8枚使うと月1,920円の差ですね。
家計に大打撃!というほどではありませんが、塵も積もれば山となるというわけです。
息子には早くおむつを卒業してもらわなくちゃ!笑
さて、下記に各メーカーのサイズ別単価をまとめてみました。
日本のおむつも価格はピンキリですが、ここでは米パンパースとの比較ができるように日本のパンパースを参考にしています。
なお、単価はいずれも割引を適用した後の税込み価格で算出しました。
日本 パンパース(*1) | 日本 高級パンパース(*2) | 米国 パンパース(*3) | 米国 ハギーズ(*4) |
---|---|---|---|
Sサイズ (13円/枚) | Sサイズ (16円/枚) | - | - |
Mサイズ (17円/枚) | Mサイズ (21円/枚) | size 3 (29円/枚) | size 3 (25円/枚) |
Lサイズ (21円/枚) | Lサイズ (33円/枚) | size 4 (34円/枚) | size 4 (30円/枚) |
ビッグサイズ (25円/枚) | ビッグサイズ (39円/枚) | size 5 (41円/枚) | size 5 (34円/枚) |
size 6 (49円/枚) | size 6 (41円/枚) |
(*2)パンパース はじめての肌へのいちばん パンツ/Amazon
(*3) Pampers Cruisers 360˚ Fit/Targetアプリ
(*4) Huggies Little Movers Slip-On Diaper Pants/Targetアプリ
この表を見る限りでは、サイズが大きくなればなるほど単価の差が大きくなっています。
最も大きいサイズだと価格差はほぼ2倍なので、その頃のおむつ代は特に嵩みそうです。
【2019.5.30追記】
アメリカのパンパース『Cruisers 360˚ Fit』は、日本の高級パンパース『はじめての肌へのいちばん』と同シリーズだと分かったので、上記コスト表に高級パンパースの項目を追加しました。注目すべきは『肌へのいちばん』と『Cruisers 360˚ Fit』のコスト差ですが、同品質にも関わらずLサイズとsize4については、なんと約1円差です!!
アメリカ内で日本のクオリティのおむつが手に入ることを考えれば、高いというよりむしろ「お得なのでは!?」という気もしますね。
<米Pampers>と<日パンパース>の使い勝手や質の違い
さて、ここからは実際にアメリカおむつを使ってみた感想を書きたいと思います。比較するのは、アメリカで新登場の米Pampers「Cruisers 360˚ Fit」と日本のパンパース「さらさらケア」シリーズです。
一見すると見た目の違いはなさそうですが、実際、使い勝手に違いはないように感じました。
ゴムの締め付け具合やモレ防止ギャザー、おしっこライン、丸めて捨てるためのテープまで日本のものとそっくり同じで、使い勝手という点では日本のものと全く変わりません。
気付いた違いといえば、【香り付きであること】と米Pampersの方が【肌触りがより柔らかいこと】の2点くらいでしょうか。
ベビーパウダーのような香りがする
最初は少し驚いたのですが、アメリカでは香り付きのおむつが多いらしく、米Pampersのおむつにも香りがついています。とは言っても、ダウニーなどで想像する強い香りではなく、ベビーパウダーのような淡めの香りです。
私は柔軟剤や芳香剤の強い香りが苦手なのですが、このおむつの香りはあまり気になりませんでした。
もちろんアメリカおむつにも無香料のものはあるので、気になる方は米Pampers製品を避けた方がいいかもしれませんね。
米Pampersの方が手触りが柔らかい
私は今までほぼパンパースさらさらケアしか使ったことがなく、1年以上毎日さらさらケアのおむつを触ってきました。だからこそ、米Pampersおむつを初めて触ったときに「あ、柔らかい!」とはっきり感じたのだと思います。
日本にいた頃、店頭でメリーズのおむつを触った時にも「わぁ!すごく柔らかい!」と感じましたが、正直そこまでの柔らかさはありません。
柔らかさに順番をつけるとしたら、メリーズ>米Pampers>パンパースの順でしょうか。
夜間にモレなくなった
これはまだ確信したわけではないのですが、米Pampersの方がモレにくい気がします。size3とMサイズでは、前者の方がやや大きめで、より重い体重の子供までカバーできることも無関係ではないと思います。
ただ、今回私が感じているのは横漏れや後ろ漏れとは別の類の、<ムレによる漏れ>により強い気がするということです。
例えば、日本のおむつは通気性が良すぎるのか、おむつ越しにズボンが湿っていることが今までに何度かありました。
しかし、アメリカのおむつでは今のところズボンの湿りを感じたことはありません。
この点は今後使い続けてみて、改めて記事を更新したいと思います。
【2019.5.30追記】
米Pampers『Cruisers 360˚ Fit』は日パンパース『肌へのいちばん』と同製品の可能性が高いことが分かりました。なぜなら、日本のパンパースとおむつのデザインが全く同じだからです。
恐らく日本の製品との違いは、おむつの大きさと香り付きである点だけだと考えられます。
さいごに
日本のパンパース「すくすくポイント」と同様に、米Pampersにも「Pampers Rewards」というポイントプログラムがあります。日本のそれと比べて交換商品の種類は少ないのですが、倍付キャンペーンの頻度が多いので、ポイントがたまりやすいのは嬉しいポイントですね。
日本のすくすくポイントプログラムももう少し倍付キャンペーンやってほしいな~。