【体験談】小児科医に直接教わった「斜視」を見分ける簡単な方法
こんにちは、ゆんです。
今週末、小児眼科へ行って斜視の検査をしてもらいました。
結果は「正常」でしたが、役立つ話をたくさん教わりましたので、備忘録としてまとめます。
斜視の検査には、写真を持っていくべし!
検査のきっかけは、実母の「斜視じゃないよね?」という言葉でした。それまでも度々、息子の視線に違和感を感じると夫婦で話をしていたので、心配になって小児眼科に予約。
検査に行くと、開口一番「斜視に感じる時の写真はありますか?」と先生。
私「いえ、ありませんけど…」
先生「うーん、それだと斜視の判断は難しいですね。診察中に斜視が出ないと斜視かどうかの診断はできないんですよ」
(えー!そんな話聞いてないよ〜
せめて電話で予約した時に「写真が必要」と一言教えてほしかった…)
先生「でもまぁ、生後半年くらいで斜視が現れる事は滅多にないから、たぶん違うと思うよ」
私「はぁ…」
先生「とりあえず一回見てみましょうか」
結局、息子は現段階では斜視はないと診断されましたが、今後発症する可能性はあるそうです。
気になった時のために、自宅でできる斜視の検査方法を教えてもらいました!
斜視の見分け方
①部屋を暗くするより判断しやすくなるため、部屋を暗くします。
②顔に向かって正面からライトを当てる
正面から受ける光を、目のどの位置で捉えているかが判断のポイントだそうです。
眼科では、まず夫が膝の上に子どもを座らせ、次に私が約2mの距離からペンライトで顔を照らしました。
ペンライトがない場合は、スマホの懐中電灯機能でも代用できます。
また、フラッシュをたいて写真を撮影してもOKです!
③黒目のどの位置が光っているか確認
さて、実際に子どもの目を見てみましょう!
下記のように黒目の中央が光っていれば正常です。
また、目の中央で光を捉えていなくても、黒目の中央が光っていれば問題ありません。
下のイラストを少し遠めに見ると、一見斜視のように見えませんか?
これも黒目の中央が光っているので正常なんですが、偽斜視と言って「斜視っぽく見える状態」だそうです。
乳幼児が斜視に見えやすい理由
赤ちゃんが斜視に見えやすいのには理由があるそうです。白目の見える範囲が小さい
白目の見える範囲が小さいと斜視に見えやすいそうです。子供の黒目は5mmほどあり、大人の平均6mmと大差がありません。
従って、目の小さな赤ちゃんは斜視に見えやすくなります。
鼻が低い
成長途中の赤ちゃんは鼻が低く、内側の白目が皮膚で隠されがちです。これにより目が内側に寄っているように感じてしまうのだそう。
例えば偽斜視の場合は、目頭の間の鼻をつまむと、斜視には見えなくなります。
多くの赤ちゃんが、「成長して鼻が高くなる→皮膚が引っ張られる→白目が見えやすくなる」という流れを経て、斜視っぽさがなくなるので心配はいらないとこの日先生に言われました。
もちろん、ここで紹介した方法はあくまで目安なので、気になる症状がある場合は一度眼科を受診する方が安心です。
さいごに
一般的には3~4歳になるまでの間に症状が現れるそうです。
「発症は早くていつ頃ですか?」と聞いたのですが、回答はぼかされました(笑)
今回は生後6か月で斜視の検査に行きましたが、先生からは「そんな早く斜視が出る人は少ないよ~」と言われ、あっさり診察終了(笑)
そんなに単純な話なら電話したときにちょっと教えてくれたらいいのにな~なんて思っちゃいましたが、とりあえず斜視ではなく安心しました^^
私は実母の言葉をきっかけに検査に行きましたが、先生曰く「光を当てる検査をせずに、斜視かどうか判断する事は眼科医でも無理」だそうです。
よって、「家族や親戚に『斜視じゃないか』と言われても全く心配する必要はない」と励ましの言葉も頂きました。
同じ状況で心配されている方も、まずは簡単にできる検査方法を試してみて下さいね!